朝起きて君のこと

思い出す病気にかかった

寂しさをかき消すような

痛いほど温かい

赤く染まった僕の頬

見えないように抱きしめて

くれる度に嬉しくて

また寂しくなった

また起きて君のこと

思い出す病気は治らない

寂しさの奥にある

寂しさを知ってしまった

僕のこと覚えてる

人はもういなくなった

そんな時覚えてて

くれるほど思ってた

青かった僕の心

消えてしまった炎と一緒に

でもそれで良かったと

教えてくれたこと

朝起きて君のこと

思い出す病気すらも

懐かしく思うような

今が来たのなら

僕のこと覚えてて

忘れても大丈夫だと

そばにいてくれるのが

温もりじゃ無くても